円仕組預金「プレーオフ」という商品に興味がそそられたわけです。
この普通預金金利が0.001%の時代にフラット型で0.35%、ステップアップ型の10年目なら0.8%の金利が設定されています。
これは興味がそそられるでしょ!

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目次

  1. プレーオフの特徴
  2. 現在の10年定期預金の金利(2019年10月調べ)
  3. 仕組預金ってなんぞや?
  4. 仕組預金のデメリット
  5. 総合的に勝手に評価

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プレーオフの特徴

円定期預金同様、円での取扱いです。

途中解約ができないのと、預入期間が選べない代わりに通常の円預金に比べて高い金利が設定されている商品となります。
ただし、最長の期間は10年と決まっているので、10年物の定期預金と考えて投資するといいと個人的には思いました。

預入日は2018年10月31日で当初満期日2019年10月31日に設定されています。
延長するかどうかは2019年10月29日に決定するようです。

金利について

最長10年タイプフラット型     金利:0.35%(税引後0.27%)

最長10年タイプステップアップ型  1年目金利:0.22%(税引後0.17%) ~10年目金利0.80%(税引後0.63%)

金利はかなり良いほうです。

延長の可能性

最大9回

※全期間延長した場合の万期日 2028年10月31日

預入単位

10万円以上1円単位

 

現在の10年定期預金の金利(2019年10月調べ)

1000万円以上であれば、あの大阪協栄信用組合が「スーパー定期1000」で0.55%という現在では驚異的な高金利商品を展開していますが他行をみていくと概ね0.01%~0.33%ぐらいが多いようです。

メガバンの定期預金金利の50倍超というのは手放しで凄い!と思います。

ただ、1000万円を10年寝かしても大丈夫なんて人はそうそういないわけで、そうなると100万円、いや10万円ぐらいから預けれる高金利の定期預金が欲しいわけです。

でも、そんな商品はまず無いのです。

仕組預金ってなんぞや?

そこで仕組預金と呼ばれる金融商品を漁るわけですよ。

ちなみにデリバティブとは金融派生商品のことで株式、債券、金利、通貨、金、原油などの原資産の価格を基準に価値が決まる金融商品のことを言います。

仕組預金(しくみよきん)とは、デリバティブを使って銀行に有利な特約を付ける代わりに金利を上乗せされた定期預金のことをいう。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

仕組預金のデメリット

これは考え方やとらえ方にもよりますが、僕的にはデメリットは無いと思っています。元本部分も1000万円までは預金保護の対象ですので
万が一の際にも元本は保護されますしね。

満期の期日が伸びるかもしれないというのは、最初から10年ものと思っておけばいいわけです。

解約したら元本を下回るというリスクはありますが、これも最初から絶対に使わないお金の範囲にしておけば何ら問題ないわけです。

単純に資金管理の問題です。

総合的に勝手に評価

IDECO枠も使い切っていて、元本保証で比較的安全な投資を行いたいのであれば検討の余地は十分にあります。

IDECO枠が残っているのであればIDECO枠内で定期預金もありますので、そちらの方が税額控除により得られる金額ははるかに大きいと思います。

金額も10万円からOKというのがいいですね。

定期預金の金利の高い商品って100万円・300万円・500万円・1000万円みたいな区切りのものが多いので10万円からというのは利用しやすいですね。

仕組預金なので定期預金ではありませんが、元本保証が絶対にいいのであれば利用してみる価値はあると思います。