SBI証券のiDeCoはオリジナルプランからセレクトプランにするべきか

悩まれている方多いんじゃないかと思います。

私も悩める子羊の一人なのでよく分かります。そこで、今日は、僕自身のiDeCoで運用中の商品を見ながら、プラン変更をするべきか考えてみようと思います。

では、まず、現在運用中の商品です。

オリジナルプランで、この7種類で運用しています。

気になるのは「★除外商品(予定)」という部分です。久々に開いて驚きましたが、備考欄を見ると

[aside type=”warning”] 除外商品(予定、手続中、確定)の表示がある商品につきましては、除外決定後の保有数量によって強制売却の対象となりますので、ご注意ください。 [/aside]

と記載があり、お知らせ欄に

2018年5月1日施行の「確定拠出年金制度等の一部を改正する法律」の施行により、確定拠出年金の運用方法(運用商品)の選定・提示に関する基準が見直され、運用関連運営管理機関であるSBI証券が選定・提示する運用商品の上限数を35以下とすることが規定されました。
これにより、SBI証券では現在67ある運用商品につきまして、法令で規定されている猶予期間である5年間(2023年まで)に、上限数以下となるよう運用商品から除外し、新規掛金による購入を停止する、いわゆる閉鎖型とする手続きを順次行うこととなります。
運用商品の除外には、除外対象の運用商品を保有もしくは掛金配分設定をされているお客さまの3分の2以上のご同意が必要となります。
ご同意に関する諸手続きにつきましては今後随時実施し、該当のお客さまへは、SBI証券より都度ご案内を郵送させていただきます。
なお、法令により、除外対象となる運用商品の数量のうち法施行日である2018年5月1日以降購入されたとみなされるもの*については、除外が決定した段階で現金化されます。(*「2018年4月30日時点で保有していた数量」を上回る数量は、2018年5月1日以降購入分とみなされる予定です。)2018年4月30日時点で保有していた数量を上限として、除外後も運用のみ継続することは可能です。
また、除外が決定した運用商品は新規の購入も停止となります。

ちょっと前にニュースになっていたiDecoの運用商品上限を決めて35商品としないといけないという 「 確定拠出年金制度等の一部を改正する法律 」の影響です。

法律で決まったなら仕方ないですが、猶予期間があり、すぐに除外というわけではなく、2023年までと先の長い話です。しかも、除外には2/3以上の同意が必要とのことですが、同意が無い場合はどうなるんでしょうね?

間違っているかもしれませんが、僕が勝手に要約したところ、

[aside type=”boader”]法律で、運用商品を2023年までに35商品以内にしないといけなくなったから、いちおう除外予定の所品を発表したよ。 でも、除外が決定しても今運用中の商品については、新規募集はせずに閉鎖型にして運用するから安心してね。 除外予定商品を保有しているお客さんの2/3以上の同意があったら除外するね。同意が無い場合は・・・。ちなみに除外されても2018年4月30日までに運用が開始されていた分に関しては、そのまま運用できるよ。現金化するのは同意があって除外が決定してらね。除外が決定するまでは新規購入できるよ。[/aside]

みたいな感じかな?

  1. 除外予定商品が決まる←イマここ
  2. 2/3以上の同意で除外決定
  3. 除外が決定したら2018年5月以降運用分は現金化

この3段階で除外されるようですが、2.の2/3同意がされない限り、このまま(除外予定)で、ムニャムヤ(有耶無耶)になってしまう感じがしますが(笑)

この際、セレクトプランに移るのもいいかもと思い、セレクトプランの中身を見てみるとeMAXIS slimが選択可能なようです。しかも、 eMAXIS Slim米国株式(S&P500) が選定されており、何か魅力的な商品がチラホラなわけです。

ところで、どんな商品が除外商品になったのか気になりまいたので、商品一覧を見てみたところeMAXISシリーズが全て除外(予定)になっていました。個人的にeMAXISシリーズのインデックス型って結構良いと思うのですが。

もしセレクトプランに変えた場合の代替商品はあるのか?

これとても大事です。

プラン変更したはいいけど、代替商品が無いとか目も当てられません。

そこで、セレクトプランの中身を見てみると、信託報酬も安く、魅力的な商品ラインナップになっています。

SBI的には、こちらのプランを押していきたいのではないかという感じが伝わってきますがそれはさておき

[aside type=”boader”]

  1. ★除外商品(予定)スルガ確定拠出年金スーパー定期(1年)(スルガスーパー定期1年)→ あおぞらDC定期(1年)
  2. SBI中小型割安成長株ファンドジェイリバイブ<DC年金>(SBI中小型割安成長株ファンドジェイリバイブ)1.65%→ SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>  1.65%
  3. SBI TOPIX100・インデックスファンド(DC年金)(SBI TOPIX100・インデックスファンド〈DC〉)0.264%
  4. DCニッセイ外国株式インデックス(DCニッセイ外国株式インデックス)02.0412%→ ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.10989%以内
  5. DCインデックスバランス(株式60)(DCインデックスバランス(株式60))0.2052%
  6. ★除外商品(予定)eMAXIS最適化バランス(マイフォワード)(eMAXIS最適化バランス(マイフォワード))0.54%以内→ eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 0.154%以内

[/aside]

比較してみると、セレクトプランに変更しても問題無いですね。

何なら信託報酬が下がるので、長期的にみると得かもしれません。

[aside type=”normal”] 信託報酬は高くてもOK
信託報酬が高いから悪いわけでは無く、信託報酬が高い分、運用成績が良ければ何も問題は無いのです。 [/aside]

結局どうするのが良いのか

人による

と思います。僕の場合は、セレクトプラン・オリジナルプランで同じ商品もありましたし、S&P500などオリジナルプランには無い魅力的なプランがセレクトプランにはありましたので、気持ちは変更する方向を向いています。

ですが、代替え商品が無い方や今の運用成績が良い場合は変更する必要もないのではないかと考えています。

結局除外(予定)ではなく除外決定されるかどうかですよねー。