今年は未だふるさと納税をしていないのです。

なぜか?というと、年末調整の金額が確定していないからです。これらが確定しないと正確に納税していい金額(お得な金額)が出せないので、今年はまだふるさと納税していません。ちなみにふるさと納税の仕組みについては去年のエントリーをご覧ください。

[aside type=”boader”] 目次
  1. 控除額に気をつけて
  2. 制度がちょっと変わりました
  3. 2019年のふるさと納税先(予定)
  4. 2019ふるさと納税まとめ
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控除額に気を付けないとね

今年は未だふるさと納税をしていないと書きましたが、ふるさと納税を行う際は控除額に気をつけなければなりません。特にIDECOなどで投資をしている場合、投資額がまるまる控除対象なので、その分、ふるさと納税できる(自己負担2000円のギリギリの)額が減ってしまいます。

これを気を付けないと、損とはいいませんが、結局自己負担額が増え、お得なのかどうなのか意味がわからなくなってしまいます。

制度がちょっと変わったよ

ふるさと納税の制度がちょっと変わりました。

変わったのは返礼品なので、納税可能な金額や自己負担額が変わったわけではありません。

新制度では以下の点が変わりました。
[aside type=”boader”] (1)寄付額に対する、返礼品の調達にかかった金額「返礼割合」を3割以下とする
(2)返礼品を地場産品とする
(3)(1)、(2)について総務省が調査し、ルールを守っている自治体を総務省が対象に指定する

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要は、返礼割合は3割以下で且つ総務省の認可制にしますよ。ってことです。大阪のあの市の件があったからですね。個人的には市町村にも返礼競争をさせた方がいいと思いますが、まぁお役人の世界も色々あるんでしょう。

2019年のふるさと納税先(予定)

昨年は

  • 北海等留萌市  味付けかずのこ500g
  • 北海道八雲町  イクラ600gとタラコ840g
  • 宮崎県都城市 黒霧島1.8L 2本、赤霧島1.8L、みやこざくら1.8L
  • 長崎県時津町 殻付き牡蠣2.5kg だいだい2個付き 

の4自治体にふるさと納税しました。

特に都城市は焼酎4本で10000円とコスパが良かったのですが、今年は3割以下という総務省のお達しもあり、そんなコスパ良しのところは無いわけです。まぁ探せが以外と去年と条件の変わっていないところもあるのですが、そういう自治体はあの手この手で苦労しているんでしょうね。

というわけで、今年のふるさと納税(予定)は

[aside type=”normal”] 2019はこんな感じでいこうかな。
  • 北海等留萌市  味付数の子 北海道留萌加工 500g(250g×2袋入)
  • 北海道門別町  生ガキ特大 約2.8kg(20個入)
  • 北海道八雲町  いくら醤油漬110g×5パック 合計約550g
  • 和歌山県湯浅町 和歌山県産有田みかん 3kg 1箱 (2S~とLサイズ混合)
  • 兵庫県稲美町 国産牛タレ付ホルモンミックス500g×4
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といった具合でしょうか?額的にまだ足りなさそうなので、じっくり探そうと思いますが、やはり今年はコスパが悪い。

携帯電話料金の件もそうですが、ほんと総務省は庶民の実態を分かっているのでしょうか。ふるさと納税のそもそもの趣旨とか言われたらそれまでですが・・・。

2019ふるさと納税まとめ

総務省様のおかげで2019年はコスパが非常に悪く、その中でコスパが良さそうな(北海道紋別町のような)自治体に結局寄付が集中するという、結末になっていますね。もうね、本末転倒です。

寄付の額の1/3の返礼で、且つ自治体の地場特産品でないといけない

こんなルールなら、格差が広がって当たり前ですよね。何なら昨年まで地場産じゃなくても良かったので知恵を絞って返礼品を用意していた田舎の自治体なんて壊滅状態でしょうね。

やっぱりお上には下々のことは分からないわけです。