家賃支援給付金の申請と注意しなくてはいけないこと

家賃支援給付金の申請と注意しなくてはいけないこと

新型コロナウイルスの影響で売上が単月で50%減、または3か月連続で30%減した、事業者の家賃2/3を6か月分支援してくれる家賃支援給付金制度。

以前のエントリーで書いたけど、僕も今日ようやく申請した。

前回のエントリーを書いてから、かなり時間が経ってしまったのには理由があるので、なぜ申請に時間がかかってしまったかを書いていく。

提出書類の多さ

前回申請した持続化給付金の場合は、確定申告書と今年の売上が分かる書類だけで良かったんだけど、家賃支援給付金の申請書類はかなり多い。

↓これだけの書類がいる(僕が実際に提出した書類)

これだけの書類をPDFにして(写真でも良い)アップロードして、賃貸の情報を入力して、保存しようとしたら、書類をアップロードしないと、途中で保存できず、書類を準備してたら、タイムアウトで最初からやり直し。

書いてて、頭がパニックを起こしそうだけど、賃貸情報の入力は途中で置いておくことが出来ないということ。最後まで入れ切らないと保存できない。

そんなことを何回か繰り返したので、この家賃支援給付金の申請をする方は、絶対に最初に書類を用意しておいた方が良い

まぁ最初の案内で「書類は全て用意してください」と書いてあるので、「いけるだろ」と思って進んだ僕が悪いんだけどね。

賃貸契約書の罠

僕の申請が遅くなった原因がこの賃貸契約書の罠で、今の賃貸契約は2年とか3年毎の自動更新になっているものが多いと思う。更新書を送ってくる管理会社もあるけど、とても稀。

僕も会社は2か所を仮ていて、1か所は3年毎に更新契約書を送ってくるので、問題ないんだけど、もう1か所は2年毎の自動更新になっている。

これでまず、躓いた。

自動更新の場合は別途書類が必要

今回の家賃支援給付金の申請では、「2020年2月が契約期間に含まれていないといけない」ので、最初の契約満了の期間が2020年1月までの場合、別の書類が必要。

僕もこれが問題で、別の書類(賃貸借契約等証明書 様式5-3)を賃貸人に書いて貰わないといけなくて、時間がかかった。

賃貸人が書かないといけないというのが、手間で管理会社ではダメらしい。

こんなの管理会社が書いたらいいと思うけど、ハンコとか要らない代わりに、本人自書じゃないといけないらしく

僕→管理会社→賃貸人→管理会社→僕

と時間がかかった。(僕が借りている物件の大家さんは東京、僕は兵庫)

これ、結構大変なので、家賃支援給付金を考えている方は早めに手を打った方が良い。

入力する項目がとにかく多い

家賃支援給付金の申請は決められたフォームに、順々に入力していくんだけど、持続化補助金が簡単にできたから、家賃支援給付金も簡単に申請できるとは思わない方が良い。

持続化補助金と違い、家賃なので、賃貸人の情報も入力していくんだけど、ここにまた罠がある。

貸している側の名義が変わっていたら、記載しないといけない

2件の内の1件は大東建託で借りているんだけど、大東建託が、大東建物管理株式会社から大東建託パートナーズ株式会社に社名変更してた。

この場合も、以前の会社情報と、今の会社情報の両方の情報を申請者が入力しないといけないので、社名変更なのか合併なのか、自分で調べないといけない。

多分ね、会社名が変わった時に案内はされているんだと思うけど、契約書自体が変わるわけでもないから、そんな気に留めてないことが多いんじゃないかと思う。

その前に、会社名の変更で法人番号は変わっていないので、わざわざ記載させる必要があるのかが疑問。

申請を途中でやめる人が多いと思う

多分だけど、この申請方法のままだと、途中で申請を止めてしまう人が多いと思う。

前の、持続化補助金ですら、やり方が分からないとか、複雑で申請していないと言ってる人が沢山いるのに、今回これだけの書類を用意して、入力しないといけないわけだから、前回の持続化補助金の申請が出来ないと、出来るわけないよね。

コールセンターは繋がりやすい

今回もコールセンターが作られているので、分からない場合は、電話したらいいと思う。

僕も、「契約が消費増税を跨いでいて、引き落とし金額と、契約書家賃が合わない時はどうしたらいいのか?」と問い合わせをするのに電話をしたけど、すぐに繋がった。

いずれにせよ、皆必死で事業を継続しようとしていると思うので、申請するのであれば、早い方が良いと思う。

やればできるさ。

追記(2020.12.02)

申請書類が足りないと言われ再提出

ただでさえ審査に時間がかかっているのに、ある日メールが届いて「申請書類が足りていません」だと。

上の方でも書いたけど、大東建託が社名変更をしたことで、新会社が貸している証明を提出して下さい。と言われた。

決まりなんだから仕方ないと思って、提出したけど、何か腑に落ちない。

提出したのに見てない

「書類を提出したのに不備になって帰ってきた」なんて話がSNSでは噂になっていたけど、僕も同じ目に遭った。

添付で書類を提出したのに「出ていない」と。

意味が分からないので、そのまま再提出したら、審査OKって・・・。

家賃支援給付金を申請してのまとめ

家賃支援給付金は「いただくもの」なので文句を言える立場では無いのは重々承知した上で書くけど、審査を請け負った組織がダメなんだろうなと思う。

スピーディに処理しないといけないんだから、申請があったらとりあえず最低限の書類提出とチェックだけで給付をすべき。

その後、きちっと調べて、不正受給が疑われる事案なら、法的手続き踏まえ、返金を求めればいい。なんなら損害金を100%上乗せして、倍返しで返金させればいい

それぐらいの心持ちでやらないと、本当に必要な人の元へ、スピーディに給付なんてされない。

最期に、僕は家賃支援給付金を申請してから給付まで3か月かかったことを付け加えて、今回はこの辺で。

ではまた!

Covid19 新型コロナウイルスの影響について経営者として思うこと

新型コロナウイルスの影響が出始めて、ついに来てしまったからという印象。

政府は、3月2日から春休み期間終了まで全国の小中学校を休校にする要請を出したとか。

卒業式を控えていた子供たちもかわいそうだけど、それより親達が大変。

仕事を休めばいいとか簡単に言う人もいるけど、そんな簡単に休んでしまえばいいじゃん的な思考もどうなの?って思う。

テレワークが推奨とか言うけど、みんながテレワークできる環境じゃないことも理解しないといけない。

出来ることなら、国民皆が休んで家に篭って、1ヶ月ぐらい待機出来れば、感染者が炙り出されていいんだろうけど、そんなことは不可能なわけで。

不要不急の外出は控えろとは言うけど、仕事はしないとね。経済が止まってしまう。

特に中小零細企業なんて、1日1日が勝負なわけで、1日でも止まってしまうと大打撃。って書くとそんなわけないとか言われそうだけど、年商1億ポッチの企業で月商900万、日商30万円ですよ。たったこれだけ。小売りで単価1000円、原価80%だとして、1日の利益が6万、月180万円。日に300点扱わないといけないとなると、従業員やパートさんを最低でも5~10人は使ってやるわけだから、まぁしんどいよね。

で、さっき某ヤフーに政府が休業の補償というか補助金を検討しているという記事があったんだけど、そのコメント欄がまぁ酷い。国難なんだから国民全員に出すべきとか、自分はテレワークで仕事しているから貰えないのはおかしいとか。平等じゃないとか。

僕に言わせれば、お前らインターネットが出来てコメント欄に書き込みが出来る余裕があるじゃねえか!

一方、生活が一変して、破産に追い込まれる経営者や、明日の仕事に不安を抱える労働者もいるわけ。

だいぶ前に誰かが言ってたけど、結局「思いやり」がないんだよ。みんな自分だけがよければいい。心が貧しい人間が増えている。マスクの転売とかもそうだけど、モラル<お金みたいな。

転売って大義名分がないよね。商売って商いなわけだから、建前でも大義名分が存在するわけ。でもマスクの転売とかティッシュの転売って、大義名分が無い。独りよがりの身勝手な行為。商いですら無い。

しかも黙ってコソコソやるのであれば、100歩譲ってまだ可愛げもある?(無いけど)かもしれないけど、自慢げにやらないやつはアホ、みたいな事を言えてしまう心がゴミクズ。

グローバル化が進むのもいいけど、心の美しさまで失くしたらおしまい。

ちなみに僕の会社が運営している店舗もコロナでパンデミックかもと言いだしてからの来客数が激減してる。

対前週の80%減ぐらいまで減ってるけど、会社全体としては、幸い売上は向こう3か月分ぐらいの見込みはあるから、そこまでは大丈夫だけど、それ以上になってくると商売替えか、業務停止かを検討しないといけなくなる。

経営者はみんな今、頭抱えてるんじゃないかと思う。

テレビで観たけど、どこかのバス会社なんて、予備に保有していたバスを売却して従業員の給与に充てるって言ってたよね。それでも3か月持たないって。そこの社長は動きが早いから、まだ持つだろうけど、ちょっとでも動きが遅いとアウト。証拠に、インバウンド系メインの旅館とかが、コロナって言いだして1か月程で既に数件が破産申請している。

僕はインバウンドはあまり関係ないから、まだマシだけど、インバウンドに特化した商売をしていたらと思うとゾッとする。実際12月にインバウンド系の事業に誘われてたわけで、あの話を進めてたら今頃エライこっちゃになってた。

そういうところは運が良いというか、知らずに察知できる自分が怖いというか自分の能力に感謝。

資産見直しもコロナ関係ないのに、家の事で整理したから、利益を保ったまま売り抜けれたわけだし。

さて、いつまで続くか分からないけど、このコロナ危機を乗り越えていかなければ。

とりあえず、求人。うちの仕事って時間自由、休み自由、月決められた労働時間だけ守ってくれればいいので、今シフトとかで困っている層が、離職せざるを得ない状態になって余ってくる。今だから採れるはず。火事場泥棒的な感じもするけど、逆に言えば、うちであれば、働ける場所を提供できるということ。

ピンチはチャンスと僕の敬愛する社長が仰っていたが、まさにこれ。金銭的(売上・利益)にはピンチだけど、人材確保にはチャンス。

生かしていこう。